熱中症について

2021年10月1日

こんにちは☀️

 

 

i-care整骨院の関口です!

 

今回は夏場に起こりやすい熱中症についてまとめました。

自分の気づかないところで脱水症状なども進行しているので熱中症に対する知識を頭に入れておくことで防ぐこともできるのでぜひご確認ください!

熱中症とは

 熱中症とは、体温が上がり体内の水分や塩分のバランスが崩れることにより体温の調節機能が働かなくなり、体温の上昇、めまい、けいれん、頭痛などのさまざまな変化を起こす状態のことをいいます。

 

 

熱中症グレード

 熱中症は、身体に現れる状態によってⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度にグレード分けされています。

Ⅱ度以上はすぐに病院へ行き処置してもらわなければ命の危険もあるので必ず覚えるようにしましょう!

 

Ⅰ度
  • 立ちくらみ
  • 筋肉痛・筋肉の硬直
  • 大量の発汗

 立ちくらみは、脳への血流が瞬間的に不充分になったことを示し、“熱失神”と呼ぶこともあります。脈が速くて弱くなり、顔面蒼白、呼吸回数の増加、唇の痺れなどもみられる場合があります。

 筋肉痛や筋肉の硬直は、発汗により身体の塩分などが不足するこによって起こると言われています。それによりこむらがえり(足がつる)などの状態にもなりやすくなります。

 

Ⅱ度
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 倦怠感
  • 虚脱感
  • 判断力・集中力の低下

さまざまな反応が現れ、なるべく早急に水分やナトリウムなどの摂取が必要な状態です。

口からの摂取が困難な場合は、すぐに病院へ行き点滴により摂取する必要があります。

 

Ⅲ度
  • 意識障害
  • 痙攣
  • 手足の運動障害
  • 高体温
  • おかしな言動・行動
  • 過呼吸
  • ショック状態

呼びかけや刺激に対して反応が鈍かったり、まっすぐ歩けない、体が異常に熱い場合があります。

このような状態になったら命の危険もあるので早急に救急車を呼びましょう。

待っている間は、日の当たらないところで体を冷やしましょう。特に脇の下、首、太ももの付け根を冷やしましょう。

 

予防方法

直射日光や暑さを避ける!

外出時は日傘や帽子を被ったり、なるべく日陰を歩くなど工夫しましょう。

室内ではブラインドやすだれで直射日光を遮ったり、室温や湿度を適切に保つために除湿機、エアコンなどを使いましょう。

 

こまめな水分補給!

 気温が高い日は気づかないうちにどんどん水分が奪われていきます。なのでこまめに水分を取ることを心がけましょう!

ただし、コーヒーや緑茶などのカフェインが多く含まれている飲み物やアルコール類は利尿作用があるので適しません。
 また、汗をかくと水分と一緒にミネラルやビタミンも失われるので、水分補給だけではなく、ミネラルも補給するようにしましょう。

 

服装を工夫!

 理想とされているのは、外からの熱の吸収を抑えて体内の熱を外に逃がす服装です!
素材は、吸収性や通気性の高い綿や麻などがおすすめです。

また、熱がこもらないよう、襟ぐりや袖口があいたデザインもおすすめです。
 ちなみに、薄着のほうが涼しいですがインナーを着たほうが肌とインナー、インナーとアウターの間に空気の層ができて外からの熱気を遮断してくれます!

 

 

簡単に熱中症についてまとめてみましたがご理解いただけましたでしょうか?

少しでも熱中症に関する知識があれば自分でも対処できる場面もあるのでいざというときのために頭の片隅にでも入れておきましょう!

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました!