腰痛 ~腰椎ヘルニア編~

2024年03月18日

皆さんこんにちは!

i-care鍼灸整骨院 行徳駅前院です🏐

 

ぼちぼち桜が咲いてきて風は強いですがお花見の季節になりましたね🌸

寒い日も段々と少なくなり過ごしやすくなりました。

しかし、油断をしていると怪我をしてしまう危険性があるので気をつけましょうね!

 

前回は腰痛のぎっくり腰についてお話しさせていただきました。

今回は腰椎椎間板ヘルニアについてお話をしていこうかと思います!

前回のぎっくり腰についてはこちらをご参照ください!

⇒腰痛 ~ぎっくり腰編~

 

腰椎椎間板ヘルニアとは

背骨を構成する骨の間にあるクッションの役割を担う椎間板というものがあり、そのなかにある繊維輪が破綻して、髄核(椎間板の中心部にあるやわらかい組織)を伴って突出し、神経に触れたり炎症したりすることで起こります。

基本的に椎間板ヘルニアは、身体の重みを支えている椎間板が負荷を受けて劣化することで起こります。

椎間板が劣化する原因は様々で、加齢や生活習慣などといった環境的な要因が多く挙げられます。

また、外傷や遺伝的な要因によって椎間板ヘルニアが起こることもあり、例えば遺伝で生まれつき椎間板が弱い方は椎間板ヘルニアを発症しやすい要素を持っています。

 

ヘルニアになりやすい人ってどんな人?

若い男性が比較的なりやすく小児や高齢者がなるケースは少ないと言われています。

また、喫煙者の場合は男女にかかわらず発症しやすいです。

椎間板は、上下にある終板という組織の毛細血管から血液をもらい、ゆっくりと再生を繰り返しています。

喫煙は毛細血管の血流を悪化させるため、椎間板の再生速度を遅らせることに繋がり、劣化や変性が起きやすいと考えられます。

 

姿勢も関係性がかなり強く、姿勢が悪い人ほど発症のリスクが高いです。

特に反り腰とお腹に力が入っていない猫背の人は要注意です。

直立の状態で重心線が腰よりも後ろにあると体重が腰にかかり、その分椎間板への負荷が大きくなりヘルニアの原因になることがあります。

あなたの姿勢は大丈夫でしょうか?

一度確認してみましょう!

 

姿勢をセルフチェック!

自分で姿勢が良いのか悪いのか判断するのはなかなか難しいですよね。

まずは簡単にできる2つのやり方で自分の姿勢をチェックしてみましょう!

 

腕がスムーズに180度上がるかをチェック

簡単なチェック方法として腕を上げてみることです。

腕を耳につけるようなイメージで横から上へ天井に向けてにあげましょう。

その際、腕を指先はまっすぐ伸ばしてください。

姿勢が悪い人は、この動作をしたときに腕がスムーズに上がらず途中で詰まるような感覚になると思います。

さらに横から写真を撮ってもらうと腕が綺麗に上がっているか、より正確にチェックができるので誰かに撮ってもらいましょう!

 

壁を使った5点チェック

壁を背にして立ち、かかとふくらはぎお尻を壁につけます。

また、腰の後ろに手のひらを差し入れてみましょう。

手のひら1枚分くらいの隙間が空くのが理想です。

どこか1か所でも壁につかない場所がある人は姿勢が悪い証拠です。

猫背や巻き肩の人は肩をつけにくく感じますし、骨盤にゆがみがある人はふくらはぎがつかない場合が多いです。

普段意識していない自分の立ち姿勢を意識するきっかけにもなりますので是非チェックしてみてくださいね!

 

当院の対応

血流をよくするために指圧をしたり、痛くなりやすい関節に負担をかけにくくするために筋肉を緩めたりしてまずは痛みの軽減をさせていきます。

また、トレーニングをお伝えしたり当院にあるEMSを使ってトレーニングを行い、良い姿勢の維持をしやすくしていきます。

EMSについて詳しくはこちらをご参照ください!

⇒EMSトレーニング

 

もし行徳、南行徳周辺でお困りの事がございましたら当院までお気軽にご連絡ください!

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℡ 047-314-5758

お尻から足にかけてのシビレでお困りのあなたへ!

2023年09月12日

皆さんこんにちは!

i-care鍼灸整骨院 行徳駅前院です🌊

 

残暑ひときわ身にこたえるこのごろ、体調はいかがでしょうか?

今年の夏はコロナの規制が緩和され、帰省をしていたり旅行に行ったという方が多いと思います!

その移動で長時間座っていることが長く、お尻や腰が痛くなってしまったり痺れが出ていませんか?

今回はお尻から足までの痺れや痛みの原因である坐骨神経痛についてお話してきます!

 

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛という言葉は聞いたことはありますか?

一度は聞いたことがある方が多いと思いますが、詳しくはご存じでしょうか?

坐骨神経痛とは、坐骨神経に沿ってお尻から脚の後ろや外側にかけて起こる痛みやシビレ総称を指します。

坐骨神経は腰の辺りから足に伸びる神経で、この坐骨神経が何らかの原因で刺激されると痛みやシビレが生じます。

坐骨神経痛を引き起こす病気があり

、例として腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症などが挙げられ、腫瘍などが原因になることもあります。

 

坐骨神経痛の症状

主にお尻から脚の後ろから外側に痛みやシビレが生じ、冷感灼熱感なども感じることもあります。

脚全体に痛みやシビレが出る場合もあれば一部のみに現れる場合もあるため、全体に症状が出ていないから違うというわけではありません。

似ている症状として腰部脊柱管狭窄症が挙げられますが、この場合は間欠性跛行という症状が生じることがあります。

間欠性跛行とはしばらく歩くとお尻や脚の後ろに痛みやシビレが生じ、少し休むと軽減しまた歩き始めたら痛みが出てしまう事が特徴です。

痛みの出る場所が似ているので要注意ですね!

 

+

坐骨神経痛の原因

大きな原因として、身体を支える筋肉の筋力低下が挙げられます。

筋力低下により少ない筋肉で身体を支えなくてはならない為、お尻や股関節の筋肉が過緊張してしまい坐骨神経を圧迫し、シビレや痛みが生じてしまいます。

特定の動きをしてしまい痛めたから坐骨神経痛になるわけでなく、日々の負担の積み重ねによって症状が出ることがほとんどです。

例えば、デスクワークをしていて長時間悪い姿勢をとっていたり、長時間の運転をしていたりと何気ない日常生活で負担が積み重なってしまいます。

その負担のせいで筋肉が緊張してしまい硬さを出してしまいます。

猫背の男性

 

NG行為

坐骨神経痛の人が控えてほしいことがいくつかあります。

 

①長時間同じ姿勢で座る

お尻や股関節の筋肉が緊張し、坐骨神経を圧迫します。

デスクワークの方は特に注意が必要です。

30分から1時間に一度は休憩をして、ストレッチや歩いたりしましょう。

肩の痛みが辛い

 

②重い荷物を持つ

重いものを持つことにより、腰に負担がかかり腰椎椎間板ヘルニアの発症や悪化の原因になります。

また、中腰で持つことは厳禁です。

 

③激しい運動をする

激しい運動(ジャンプや体を強く捻るなど)を行うことにより、腰の神経が傷がつき炎症を起こす可能性があります。

ずっと寝ているのも良くないので、軽い運動(ウォーキングやストレッチなど)はした方が良いです。

 

これらの事を注意していただきたいです。

 

まとめ

坐骨神経痛は誰にでも起こり得る症状です。

デスクワークが多い方、車の運転が多い方、重いものを持つことが多い方など、何気ない日常生活での負担の積み重ねにより引き起こしてしまう為、毎日のケアが大切になります。

また、筋力低下も原因のひとつですので筋トレも大切になります!

詳しくはこちらをご参照ください!

坐骨神経痛

 

当院での対応

まずは似ている症状との違いをK・ボンネットテストSLRテストなど様々なテスト法を用いて鑑別します。

筋肉が原因で起こっている痛みやシビレはレントゲンやMRIでは鑑別できません。

なので、徒手検査を行う必要があります!

 

シビレが出ている状態はあまり好ましくないので、早めにアプローチをするためにも少しでも違和感や痛みがある場合は早めにご連絡してください!

また、身の回りで痛みやシビレを訴えている方がいましたらご連絡お待ちしておりますね📞

 

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シンスプリント

2022年07月20日

こんにちは!

i-care鍼灸整骨院行徳駅前院の海老原です🌈

気温が暑く、外で運動をし難い季節となりました💦

僕はジムにて筋トレに勤しんでいます👍

週に4回のトレーニングを頑張っています🔥

 

 

今学生の方も3年生は引退試合に向けて、1年生は新しい環境で部活を頑張っている方もいらっしゃるかと思います!

そんな中、ケアをせずにオーバーワークによる怪我が多発しています。

そういったスポーツでの怪我《スポーツ障害》で多く見られる怪我のシンスプリントに関して今日はお話ししていきます。

シンスプリントってなに?

まずシンスプリントとは何か。

 

シンスプリントとは、別名で「脛骨過労生骨膜炎」が正式な名前となります。

よく学生からシンス、シンスプと呼んでいる子が多くいます!

自分もかかった事があります。

シンスプリントは脛骨(すねの内側)に付着している筋肉のヒラメ筋後脛骨筋が骨の表面にある骨膜にストレスを与える事により脛骨に炎症を起こしてしまう状態です。

初期症状としてまず運動時の際に、すね周りの倦怠感や鈍痛が見られて、だんだんと痛みが強くなり、ひどい方だと歩行時や安静時でもズキズキしたような痛みを発生させます。

また患部を触ると熱感や腫れているのも特徴です。

 

なりやすい方として、ランニングフォームが悪い足の合わないクッション性がないシューズの着用での運動コンクリートやアスファルトなどでのランニング、筋力不足や筋柔軟性が低い、扁平足の方などが挙げられます。

なりやすい部活だと、マラソンや陸上競技、バスケやサッカーでよく見られます。

当院でもよく見られる原因として、ケアが足りておらず、回復しない状態でおこなうオーバーワークが多く見られます。

シンスプリントを放置するとどうなってしまうのか

シンスプリントを放置してしまうとどうなってしまうのか。

シンスプリントは骨膜に炎症を起こしてしまっているので、骨にもストレスがかかってしまい、最終的に疲労骨折を起こしてしまう事があります。

僕自身も痛みを放置した事により、疲労骨折までいってしまい、2週間は安静と診断を受けました。

部活をやりたくてもできないというのはとても辛いことだったのをよく覚えています。

 

当院でのシンスプリントへの対応

当院ではシンスプリントの状態がどのレベルの痛みなのか、スポーツがどんな動きができて、どんな動きで痛みが出るのかを細かく確認をしてその状態に合わせた施術プランを提案させていただいております!

まず痛みや熱感が強い場合はアイシングやテーピングなどで固定をし、運動を一旦中止します。

またシンスプリントになっている子は股関節の動きが硬く、うまく身体の連動性がうまくできていない子が多いので、その連動性に関与しやすい大腰筋腸骨筋緩めていきます!

また骨膜を引っ張ってしまっているヒラメ筋と後脛骨筋の硬結を取るために鍼治療もとても有効です👍

運動時でも痛みが出ないように、テーピングの処置や再発防止の為のトレーニング等も指導させていただきますのでご安心いただければと思います😊

 

 

これから夏休みになり、部活が活発になり痛みを訴える子供が多くなりやすくなりますので、そういった症状にお困りの方がいらっしゃいましたらお気軽に当院にご相談ください!

長時間歩けない・・・もしかして脊柱管狭窄症かも!?

2022年06月24日

皆さん、こんにちは。
i care整骨院 行徳駅前院です。

 

じめじめとした季節になり、湿度も高く過ごしにくい日々ではありますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

この季節、体の水分も減っていき全身だるくなりやすいです。
水分補給をしっかりして熱中症予防をしていきましょう!

 

今回のテーマは高齢者です。

今回は高齢者に多くみられる腰部脊柱管狭窄症についてお話していきます。

身体のあちこちが痛い

脊柱管狭窄症とは?

脊柱管狭窄症とは、経が通っている骨のトンネル(脊柱管)が狭くなる(狭窄)ことを言います。

神経がトンネルの中で圧迫されたり炎症を生じることで神経痛が発生します。

神経の背中側にある黄色靭帯が分厚くなったり、椎体と椎体にある椎間板が突出してヘルニアとなったり、骨そのものが変形して突出してしまうことで脊柱管が狭くなった状態のことを示します。

症状

このような症状にお困りではないですか?

 

●長時間歩けない

●少し腰かけて休んだり前かがみになると症状が落ち着く

●残尿感、頻尿がある

●階段の上り下りがしにくい

●お尻や太ももが痛くなる

脊柱管狭窄症の特徴的なのは間欠性跛行がみられます。

間欠性跛行とは、歩行と休憩を繰り返すことです。

長い時間を歩くことができず、お尻から太ももにかけて痛みや痺れが生じてしまうことがあります。

 

途中で腰かけて休んだり、少し前かがみになることで症状が軽減し、また歩けるようになります。

 

また、初期の段階では神経の圧迫が強くないため痺れや痛みが感じない状態でも運動を行ったときに圧迫が強くなり痺れや痛みが強くなることもあります。

安静にしていれば痛みは感じにくいですが、進行してしまうと下肢の筋力が落ちたり尿漏れや尿閉につながることもあります。

 

原因

 

腰部の脊柱、脊柱管が狭くなることによって生じますが、狭くなる原因で最も多いのは加齢による腰椎の変形が考えられます。

また、悪い姿勢で物を持ったりすることでも悪化させてしまう恐れがあります。

先天的に脊柱管が狭い方もいるので、中高年に多いといわれていますが注意が必要です。

 

当院での施術方法

整形外科などでは、注射や痛み止めの処方、手術が一般的な治療方法ですが、実際には症状が治まらないという方がほとんどです。

脊柱管狭窄症の方は身体を前傾にして楽な姿勢を取ります。

前傾が強くなってしまうことでお尻の筋肉(殿筋)が引っ張られてしまったり、股関節前の筋肉(腸腰筋)が収縮してしまいます。

 

i care整骨院行徳駅前院では、そのような負担がかかってしまっている筋肉を緩め、少しでも症状を抑えられるように施術をしていきます。

痛みをゼロにするのは難しくても、日常生活での不安や長い時間歩けるのを目標に施術させていただけたらと思います。

負担になっている筋肉を緩めるだけでなく、インナーマッスル(腹筋)が低下することで骨盤を支えてくれる筋肉が減ってしまうので、鍛えてあげるのも大事です。

 

【筋肉を緩める+筋肉を鍛える】で、ご自身の腰を守りましょう!

鍛えるのも通常通りの腹筋では腰を痛めてしまいます。

i care整骨院には、寝ながら鍛えることができる【EMS】通称【楽トレ】があります。

運動はできないけど、インナーマッスルを鍛えて症状を緩和させたい方におススメです。

EMSにも興味がある方はスタッフにお声掛けください!
EMS ← コチラをチェック!

腰のお悩みに関してはコチラ↓
https://icare-minamigyoutoku.com/contents/koshi/

痺れのお悩みに関してはコチラ↓

https://icare-minamigyoutoku.com/contents/kashinoshibire/

 

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梨状筋症候群

2022年04月27日

こんにちは!

i-care鍼灸整骨院 行徳駅前院の海老原です!

 

 

 

 

 

コロナウイルスも落ち着きつつあり、ゴールデンウィークまであと少しとなりました!

ただ完全におさまっているわけではないので、手洗いとアルコール消毒等を徹底していきましょう!

 

またここ最近出社をする方、新入社員の方で座っている事が急激に増えているも多くいらっしゃいます。

そんな中椅子に座っていたり、あぐらをかいて座っていると足が痺れたり、お尻のところに痛みが出る方がいらっしゃいます。

もしかしたらその症状、「梨状筋症候群」の可能性があります。

まず梨状筋症候群とは何かお話していきます!

梨状筋症候群とは?

最近テレビでも取り上げられてもいる梨状筋症候群ですが、何が原因で症状を引き起こしてしまうのでしょうか?

梨状筋症候群とは、骨盤から出ている坐骨神経が梨状筋の下を通って足の方に降りていくのですが、坐骨神経の上にある梨状筋が負担がかかったりしてしまい、固く縮まってしまい神経を圧迫してしまう事で痛みやシビレを生じてしまう症状です。

 

 

 

 

 

 

坐骨神経痛として診断される症状の一つとなります!

よく診られる症状ではありますが、梨状筋症候群として診断をうける事が少ない物でもあります。

梨状筋症候群の疑いがある場合どうすればいいのか

梨状筋症候群の疑い、症状がある場合、どういう対応をすれば良いのか…

梨状筋症候群には股関節、お尻の筋肉の柔軟性アップと血行改善か効果的になります!

お尻のストレッチ

まず仰向けになり、両膝を曲げて伸ばしたい方の足の足首を反対の膝にのせます。

その後足と足との間に手を通して、ストレッチをしない方の足を持ち、胸の方に近づけていきます。

そうすると足をのせている方のお尻が伸びてきます。

痛気持ちいいくらい伸びた所で止めて30秒キープします! 

痛みがある方だけでなく左右行い、バランスを整えましょう!

 

 

 

 

当院での対応

当院では梨状筋症候群なのか、そうではないのかをしっかりと検査をして原因を徹底して突き止めていきます!

また梨状筋が固まってしまうのも血行不良や骨盤のズレにより、起こってしまいますので骨盤矯正や筋膜リリース、深層筋に直接アプローチを鍼治療など様々な治療でのアプローチにより早い改善を目指します✨

 

 

 

 

 

 

 

また梨状筋症候群の症例ページもございますので、一緒にご覧ください!

 

また行徳、南行徳周辺で足のシビレやお尻の痛みにお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください😄

足関節捻挫

2022年03月9日

こんにちは!

i-care鍼灸整骨院 行徳駅前院の海老原です!

 

 

 

 

 

 

 

3月に入り、気温が上がり過ごしやすくなってきましたね!

ただまだ朝晩と日中の気温差が激しくなっておりますので、体調の変化にお気をつけください。

 

さて、今日は足首の捻挫に関してのお話です。

ほとんどの方が経験があるのではないかと思います。

ただの捻挫と思いがちですが、捻挫だけでない事も多々ありますので注意が必要となります。

 

足関節捻挫の種類

捻挫は損傷の仕方、損傷度合いで種類があります。

損傷の仕方は2種類

内反捻挫

最も多い捻挫で、足首を内側に捻ってしまい外側の靭帯(前距腓靭帯)を

損傷することが多くなります。

 

 

 

 

 

外反捻挫

足を外側に捻ってしまい、内側の靭帯(三角靭帯)を損傷します。

 

 

 

 

 

 

損傷の度合いは3種類

Ⅰ度…靭帯が伸ばされてしまった状態

   靭帯の部分損傷で痛みや腫れが少なく、荷重をかけたり、歩く事は可能です。

 

Ⅱ度…靭帯の部分断裂

   内反捻挫の場合だと、前距腓靭帯の完全断裂の事を指し、他の靭帯は部分損傷の

   事を指します。

   痛みと腫れが見られ、歩行はできるが痛みにより引きずる様に歩く(跛行)が

   見られます。

   また数日後に内出血が見られることがあります。

 

Ⅲ度…靭帯の完全断裂

   痛みや腫れが強く見られ、歩行は困難となり、足関節の安定性がなくなります。

   酷い場合だと手術する事もあります。

 

注意しなくてはいけない事

捻挫に関しましては、正しく損傷度合いを判断して、正しく治療をすれば予後が良い物になります!

ただ固定が不十分だったり、リハビリをしっかり行わないと運動時などに再発のリスクが上がり、同じ場所の捻挫を繰り返したり、慢性的に痛みや違和感が残ったり、変形性関節症になるなど甘くみてはいけないものでもあります。

また捻挫により骨折を合併する事があります。

第5中足骨基部裂離骨折、俗に下駄骨折ともいいます。

捻挫をした時に、腓骨筋が小指の骨を引っ張り剥がしてしまい、骨折を起こす事があります。

捻挫と診断させてなかなか治らずに放置して、レントゲンを撮って骨折していたと後々になってわかる事が多くあります。

 

 

また捻挫の合併症として足根洞症候群を発症する方がいらっしゃいます。

足根洞症候群とは、外くるぶしの踵の骨と距骨の間の溝に足根洞と呼ばれる場所があり、

その場所に捻挫により出た出血が足根洞に入り込んでしまい、発症してしまいます。

症状として、足関節の不安定感や痛み、違和感、歩行時痛などが見られます。

こちらもしっかりと運動療法を加えたリハビリにより症状が軽減すると言われています!

 

捻挫をした時の対処

まず捻挫をした際に痛みの出ている所を確認します。

確認した上でその場所を氷でアイシングを行い、安静にします。

10分〜15分ほどアイシングして、テーピングか包帯にて固定を行なってください。

その後、お近くの整形外科や整骨院を受診して詳しく損傷具合の確認をしてもう必要があります!

 

また当院では、損傷度合いを確認した上で包帯やテーピング、損傷が重傷の場合は固定具を使い固定させていただき、経過を確認させていただきます

施術に関しましては、固定中は患部には触れずに脛や足底の筋肉を緩めたりしていき、負担を減らしていきます!

歩行時の痛みが軽減してきたタイミングで関節のズレを確認していき、ズレを整えて関節の緩みを取っていきます!

痛みが落ち着いたら、今度は再発防止のためにトレーニングをさせていただき、サポートさせていただきます!

捻挫をしてしまったがどうして良いかわからない方、捻挫をしてからなかなか痛みが軽減しなくてお困りの方がいらっしゃいましたらお気軽に当院にご相談ください!

皆様のご来院を心よりお待ちしております!

 

こむら返りとは?

2021年09月15日

こんにちは☀️

 

 

i-care整骨院の関口です!

 

 

今回は「こむら返り」についてまとめました!

暑い時期やスポーツをする人は特に起こりやすく何度も繰り返してしまったりなどなかなか治らないこともあるのでこれを見て少しでも改善できればと思います‼️

 

 

こむら返りとは?

こむら返りとは、いわゆる「足がつる」ということです。

だれもが一度は経験したことがあると思います。

 

 

 

ふくらはぎやふともも、足の裏などが突然強くけいれんして痛みが出てしまう状態です。

こむらとはふくらはぎのことで、ふくらはぎに多く起こりやすいことから「こむら返り」と言われているそうです!

 

 

どうして起きてしまうの?

起きてしまう原因はたくさんありますが代表的なものだと

【ミネラル不足、水分不足、筋肉疲労、血流障害、神経障害】があります。

 

起こりやすい人は

【スポーツをする人、中高年層、妊婦、普段体のケアをしない人、糖尿病】です。

 

 

筋肉は体内のミネラルバランスなどがきちんと整っていることによって伸び縮みします。

 

しかし、運動などで汗をかいてミネラルが失われたり、体が冷えて血行が悪くなったり、普段からケアをしないで疲労物質がたまったりすると、筋肉の制御機能が正常に作用しない場合があります。

その結果、筋肉が誤作動を起こし、「こむら返り」につながると言われています。

 

 「こむら返り」は、特に中高年層に多く見られます。人間は年齢を重ねると筋肉量が減り血行も悪くなっていきます。さらに疲労もたまりやすくなるため、こむら返りのリスクが高まってしまいます。

 また、妊娠中の女性も、ミネラルバランスが崩れる、腹部が下半身を圧迫して血行が悪くなる体重増加で足に負担がかかるといった理由で、「こむら返り」を起こしやすいといわれています。

 

 

 

 

なぜ睡眠中に起こりやすいの?

研究結果によると、50歳以上ではほぼ全員が夜間のこむら返りを経験していると言われています。

それほど夜間、睡眠中はこむら返りが起こりやすい要因がたくさんあります。

 

その要因を簡潔にまとめると、

  • ミネラルバランスの乱れ
  • 血行不良
  • 体温低下
  • 水分不足
  • 寝てる姿勢・環境が悪い

 

 

 寝ている間はコップ1杯分の汗をかくので体内では水分不足の状態になります。

さらに、体をほとんど動かさないので体温が下がり血行も低下します。

夏場では冷房をつけっぱなしで布団もかけないでいると余計に血行が悪くなっていきます。

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よって、悪い状況でイオンのバランスが崩れているときに、たまたま寝返りをうって筋肉に刺激が加わると、筋肉の細胞が暴走して過剰な収縮が発生しやすくなってしまいます。

 

 

 

当整骨院での施術法!

自宅で起こってしまった際は落ち着いてまずはその部分をストレッチしましょう。

ふくらはぎの場合は、膝を伸ばした状態で座り、つま先をつかんでゆっくり手前に引きます。

立った状態で行う場合は、アキレス腱伸ばしと同じ要領で足を前後に開きゆっくり伸ばしていきます。

落ち着いたら血行不良が起きてしまっているので、つってしまった部分をお湯やホットタオルなどで温めましょう!

 

 

1ヶ月に1,2回起こる場合では、しっかりとセルフケアすることによって改善できます。

しかし、何度も繰り返し起こるような状態ではふくらはぎの血行不良が強く出てしまっている可能性があり、ストレッチだけでは改善することが難しくなってくるのでダイレクトストレッチやトリガーポイントマッサージ、骨格・関節の調整なども必要になってきます。

 

もしそのような状態であれば今すぐお気軽にご相談ください❗️❗️

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました!

【筋挫傷とは・・・】

2021年08月30日

こんにちは☀️

 

 

 

i-care整骨院の関口です!

 

みなさんは【筋挫傷】という言葉を聞いたことはありますか?

激しいスポーツをしている人や趣味で体を動かしたりする人に起こりやすい怪我で、

通称「肉離れ」といいます。

 

今回はその肉離れについて簡単にお伝えしていきます!

 

 

筋挫傷とは?

先ほども述べたように、筋挫傷とは「肉離れ」のことです。

 

詳しく筋挫傷について説明すると、

 筋挫傷とは「スポーツなどで急に無理な動作をした時に発生する筋膜や筋繊維の損傷・断裂」のことです。

 

筋肉が裂けたり破れたりすることを筋断裂といいますが、筋断裂のうち範囲が部分的なものを肉離れといいます。

 

 

 

 

発生機序・状態

 コンタクトスポーツで膝や頭などがぶつかったり、スパイクなどで蹴られることで発生し格闘技、サッカー、ラクビーでよく起こります。
 肉離れは、筋肉の強い収縮とともに、逆方向に強く引き伸ばされる力が加わったときに起こりやすいです。

 具体的には、急なダッシュやストップジャンプからの着地などのタイミングで多発します。

 

 好発部位は、競技によって異なりますがハムストリングス、大腿四頭筋、腓腹筋など、下半身の筋肉に起こることが多いです。

 

 肉離れは、発症すると激痛が走り、それ以上運動を続けられなくなります。

ときには筋肉が断裂した瞬間に「ブチッ」という音が聞こえることもあります。また、痛みのある部位に陥凹や変色が生じていることもあり、その場合は重度な肉離れの可能性が高いです。

 その後、周囲がだんだん腫れ、皮膚が光沢を帯びパンパンになってきます。腫れは翌日から数日で最大となり、その後徐々に軽減していきます。歩行障害や膝関節の屈曲制限が生じることもあります。

 

 

i-care整骨院での施術方法

当整骨院では初めに受傷から1〜3日目であればアイシングを行います。

アイシングをすることによって皮膚温度を下げ、新陳代謝を低下させることによって炎症・腫脹・痛みの軽減につながります。

 

アイシングと同時にMCR(マイクロカレント療法)をおこないます

MCRとは、もともと人体に存在する電流に似たマイクロ電流を体内に流すことで、筋肉に刺激を与え傷ついた細胞の修復を促進します。

ほとんど刺激を感じないとても弱い電流で神経や筋を興奮させないため、運動後の筋肉痛の軽減損傷部位の鎮痛・治癒促進効果に有効です❗️

 

この後はお身体の状態にもよりますが、痛みの出る部位に負担がかからないように松葉杖を貸し出したり、筋肉を保護・サポートするために包帯テーピングを貼ったりします。

 

痛みが引いてきて少しずつ動かせるようになれば周りの固まった筋肉をほぐしたり患部に負担をかけてしまう筋肉などに直接「i-care式調整法」を使いアプローチしていきます!

 

 

軽いものでも無理して続けていくうちに、徐々に痛みが増してきてしまう可能性もあるので無理せずまずはご相談だけでもご連絡ください!!

ささいなお悩みでもご相談ください

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました‼️

 

【腰痛とは・・・part2】

2021年07月13日

 

こんにちは☀️

i-care整骨院の関口です!

 

今回は、前回の続きになりますのでまだご覧になっていない方はこちら⬇️からご覧ください!

https://icare-minamigyoutoku.com/?p=1011&preview=true

 

さて、今回は前回簡単にまとめた「特異的腰痛」について詳しくまとめました❗️

 

 

 

特異的腰痛

腰椎椎間板ヘルニア

 

◉原因

 椎間板は、髄核と呼ばれるゼリー状の組織を線維輪というコラーゲンの繊維でできた組織が包み込むような構造になっています。

加齢によって椎間板が老化すると、髄核が線維輪を破って外へ飛び出してきやすくなります。

椎間板は縦方向の圧力には強いですが、曲がったりひねったりする動きには比較的弱い性質があります。

腰を曲げて重いものを持ち上げたり、身体を強くひねるといった動作が引き金となって腰椎椎間板ヘルニアを発症することが多いと言われています。

悪い姿勢を長時間続けたり、腰に負担となる動きが多い仕事などでも多くみられます。交通事故などによって起こることもあります。

 

◉状態

  腰椎椎間板ヘルニアには、急性型慢性型があります。

急性型は、重たい荷物などを急に持ち上げたときやくしゃみをしたときに起こるものです。痛みが強く歩くこともできなくなりますが、少しずつ回復していきます。しかし、そのまま放っておくと椎間板から髄核が押し出されて、神経を圧迫してしまうため慢性的な痛みへと移行していきます。

 どちらのタイプも腰の痛みのほかに左右どちらかの足に激しい痛みやシビレが起こる坐骨神経痛を伴う場合が多いと言われています。

 腰椎は5個の椎体がありますが、ヘルニアを起こしやすい部位は第4腰椎と第5腰椎の間、第5腰椎と仙骨の間です。

 前者ではふくらはぎの外側から足の親指にかけて、後者では膝の後ろ側から足の裏側にかけて、痛みやシビレが起こります。

 腰椎椎間板ヘルニアの場合、背中を伸ばしているときや、寝ているときは痛みが楽になるが、逆に背中を丸めたり、前かがみになったりすると神経が圧迫されて痛みやシビレが強くなるのが特徴的です。

 

 

脊柱管狭窄

 

 ◉原因

 一つ一つの椎骨には穴(椎孔)が空いており、1本の管のようになっています。これを脊柱管といい、その中には脊髄とそれに続く馬尾神経が入っています。

老化などの影響で椎間板や腰椎が変形・変性して、脊柱管が狭まるとその中を通っている馬尾神経が圧迫されます。

 馬尾神経は、下肢の神経をコントロールしている神経なので、圧迫されると足に痛みやシビレが起こったり動きが悪くなったりします。

 狭窄の一番の原因は、加齢性の変化で椎間板の変性や骨の変形、靱帯の緩みなどによります。

 一般的に、腰椎椎間板ヘルニアは若い世代に多く、脊柱管狭窄は40歳以上の中高年が発症しやすいと言われています。

しかし、下肢の血栓性静脈炎動脈硬化といった血流障害でも同様のものが出る場合があるので、病院で正確な診断をしてもらいましょう。

 

 ◉状態

 腰椎椎間板ヘルニアなどに比べて、腰痛はそれほど強くありません

 背筋を伸ばして立ったり歩いたりすると、脊柱管が狭まり馬尾神経がさらに圧迫されるため、下肢のしびれや足のもつれなどが出やすくなります。

 

 200〜300m歩いただけでもこのような症状が出るので、長い距離を続けて歩くのが困難になります。しばらく前かがみになって休むと症状が治まり、また歩けるようになるのが特徴的です。

 このように歩行と休息を繰り返す状態を「間欠性跛行」といいます。

 

 特に、朝や寒い季節に症状が出やすいという特徴があります。

 歩くことは筋力の強化に役立つとして推奨されますが、この病気の場合は症状を悪化させる可能性があります。進行すると、仰向けになっても足のしびれが起こって、からだを横にして背中を丸めないと眠れなくなるほか、排尿・排便障害を起こすこともあります。

 

 

脊椎すべり

 

 ◉原因

 椎間関節や椎間板などが変性することによってずれが生じた状態を「脊椎すべり」といいます。脊椎すべりは腰椎で生じることが多く、腰痛や下肢のしびれの原因となっています。

 

 脊椎すべりには、脊椎分離を伴っている「分離すべり」と、分離を伴わない「変性すべり」の2種類があります。

 

 前者では、初めに分離が生じます。分離は、腰部を後ろに反らす動作や回旋運動が繰り返し行われることで腰部に過剰な負荷がかかりすぎることによって椎弓に生じた疲労骨折が治らないまま分離した状態です。

 疲労骨折は、骨の成長過程である10代の成長期に激しい運動をしている子供や、スポーツ選手などに多くみられ、初期に適切な治療ができないと分離に移行します。そして、分離部が徐々に離れて椎体のずれを生じた状態が分離すべりです

 

 後者では、中高年に多くみられます。疲労骨折がない状態でも、加齢に伴って椎間板が変性し、椎体のずれを生じた状態が変性すべりです。分離すべり症に比べて脊柱管狭窄を伴うことが多い特徴があります。

 

 ◉状態

 「分離すべり」では、腰痛が生じやすく腰を後ろに反らす動作など分離部分に負荷がかかる動作で痛みが増強します。

分離部などで神経根への圧迫が生じてくると、下肢の痛みシビレなどを生じることもあります。

 「変性すべり」では、脊柱管狭窄を伴うことが多く、中を通る神経根や馬尾神経が圧迫され下肢の痛みやシビレ、間欠性跛行排尿障害などの症状が見られます。

 

 このように脊椎すべり症では、すべりの不安定性の程度椎間、分離部の変性の程度神経圧迫の部位や程度などにより、腰部から下肢にかけてのさまざまな症状が出現します。

 

 

 

圧迫骨折

 

 ◉原因

 一番多い原因は、骨密度の低下により骨の強度が弱くなることです。

 

 骨密度が一定以上低下した状態を骨粗鬆症と言います。

 高齢者ホルモンなどの影響で骨密度が低下しやすい女性に多いのが特徴です。

 

 重度の骨粗鬆症の方は、腰椎に大きな衝撃や圧力がかからなくても日常生活の中での些細な動作によって脊椎の椎体が変形したり、骨折したりすることがあります。

 また、尻餅をついてしまうなどの外部からの衝撃や無理な姿勢の継続などは、椎体にとって日常的に大きな負担となるため腰椎圧迫骨折を引き起こす引き金になります。

 

 ◉状態

 骨粗鬆症によって起こる圧迫骨折では、胸腰移行部に生じることが多く疼痛が軽度のこともあります。

 しかし、尻もちなどの明らかに外力が加わったものでは、骨折のある部位の疼痛を伴います。いろんな場所に椎体骨折が生じると背中が丸くなったり身長が低くなったりします。

 背骨のがんが併発している場合は、骨折が重症化しやすく、強い神経障害を引き起こす可能性もあります。

 
 
 
これまで少し詳しく「特異的腰痛」についてまとめましたがご理解できましたでしょうか?
 
他にも気になることやもっと知りたいという方はぜひ当整骨院までお越しいただければと思います❗️
 
 
次回は「非特異的腰痛」について詳しくまとめていくのでご興味がありましたらぜひご覧ください!
 
今回も最後までご覧いただきありがとうございました!