野球肘とは

2022年03月14日

皆さんこんにちは!

i-care整骨院 行徳駅前院です!!

 

3月になり暖かくはなってきましたが

目のかゆみや、くしゃみなどが

ひどく大変な時期ですね、、、

 

前に野球肩についてのお話をしましたが

今回は野球肘についてです!

このようなお悩みがある方は

是非目を通してみてください!!

このようなお悩みはありませんか?

✅ボールの投げ始めに痛みを感じる。

✅投球中、投球後に痛みを感じる。

✅肘、腕周りが重たく張り感を感じる。

✅肘を曲げたり伸ばしたりする際に

 動かしずらさを感じる。

✅投球時にしびれなどを感じる。

野球肘にならないためにはどうするべきか

皆さんは野球肘というと

どのような痛みを想像しますか?

 

野球肘とは野球をしている際に

肘を痛めてしまうことです。

その中でも、痛め方や症状は

いろいろなものがあり、治りやすいものや

改善に時間がかかる症状があります。

 

中には1~6ヶ月以上

痛みを抱えている方もいます。

肘がどのような状態なのかを見極め

正しく施術をすることが

早期に回復にとても大事になっています。

 

野球肘にならないためには

☆肩関節や肩甲骨の動き

☆股関節や骨盤の動き

☆投球フォーム

の3つがとても大切になっています。

 

簡単に説明すると

肩関節股関節がしっかりと使え

正しいフォームで投げることができれば

肩や肘を壊すことがかなり減ります。

 

故障率を0にすることは

なかなか難しいですが、しっかり機能を使い

正しい投球フォームで投げ

ちゃんとした身体のケア

メンテナンスをしっかりすることによって

故障率を0に近づけることが

できると考えております。

野球肘にはタイプがある?

野球肘は3つの分類に分かれています。

内側型』『外側型』『後方型

と分類されています。

内側型(内側側副靭帯損傷・内側上顆付着部炎・リトルリーグ肘<小児>)

発生原因としては、投球時に

外反ストレス(外に引っ張られる力)

が加わり靭帯、骨などに

牽引ストレスが損傷を起こします。

内側側副靭帯損傷

肘の内側には3本の靭帯があり

外反ストレスに対する安定性

機能保持に関与している。

 

投球をすればするほど

靭帯にかかるストレスが繰り返すことにより

損傷や断裂を起こしてしまう。

 

その中でも前斜走繊維がが弱く

投球時にストレスがかかりやすいです。

損傷が一番多い部位になります。

 

成人以降は靭帯にストレスがかかりやすく

小児の場合は靭帯に比べると

骨のほうが柔らかく

傷つきやすいことがあります。

これがリトルリーグ肘と呼ばれています。

 

小児の場合は成長していく軟骨があり

ここが弱いために靭帯の力に負け

骨を損傷してしまうことが多いです。

内側上顆付着部炎・円回内筋付着部炎

痛みが出る原因は上記と同じです。

 

特に内側上顆に付着する筋群

過度に加わるストレスにより

回内筋屈筋群の付着部に炎症

変性による微小な損傷をきたし

痛みを引き起こします。

 

筋肉付着部の筋緊張は強くなり

圧痛も強くみられます。

外側型(離断性骨軟骨炎)
離断性骨軟骨炎

発生原因は繰り返し起こる投球動作によって

前腕外側の骨と、上腕の骨が圧迫され

軟骨面の亀裂や、上腕骨の部分的な骨壊死

をきたしたものです。

 

この部分の軟骨は

成長期に軟骨の占める割合が多く。

力学的に弱くなっています。

そのため過度にストレスが加わることにより

骨軟骨損傷を起こしてしまいます。

 

離断性骨軟骨炎とは

最初は運動時の軽い痛みですが

痛みが徐々に強くなり

運動後にも痛みが出ます。

そのころには

伸展・屈曲などの運動制限も見られます。

 

進行すると、伸展時に軟骨がはがれ

肘の曲げ伸ばしができなくなる

ロッキング現象などがみられます。

 

野球肘の中で

一番気をつけなといけないのが

この離断性骨軟骨炎です。

重症化すると

6~12ヶ月以上かかることもあり

痛みが出た場合は初期の施術が

とても大切になります。

 

外側に痛みを感じた場合は

初期の対応が重症化をすることを

防ぐことにつながります。

後方型(肘頭骨端線離開・インピンジメント)

発生原因は投球時に

上腕三頭筋の収縮で繰り返し

筋肉が伸ばされるか、伸展時に

関節どうしがぶつかりあって

損傷を起こすといわれています。

肘頭骨端線離開

症状としては

肘頭後方の骨端部に圧痛がみられ

投球時は加速時からフォロースルー期にかけ

痛みがみられることが多いです。

 

肘に軽度の伸展制限がみられ

骨端線は、8~16歳くらいが一番

脆弱で弱くなってしまいます。

15~17歳には骨端線は癒合してきます。

インピンジメント

投球動作では終末期に

過度の伸展と外反ストレスが共用されます

 

これらの時に

肘の屈筋の筋力・瞬発力・持久力がないと

リリースポイント付近で

過度のストレスがかかり

関節部が衝突し、痛みや炎症を

引き起こす原因になります。

 

フォロースルー期の最後

肘関節伸展時に疼痛を発生させます。

当院での施術方法

1.原因を探すための問診

痛みが出ている原因をしっかり探します。

原因は弱い肘の筋肉に負担がかっかたり

身体の使い方に問題があることが多いです。

 

痛みの原因になる筋肉

使い方の悪さをしかっりみつけ

原因の筋肉を緩めることにより

負担を軽減させます。

施術方法
手技療法

まずは問題となっている筋肉に対して

ダイレクトストレッチなど

独自の方法で緩めていきます。

 

投球においては特に大切な筋肉があります

そこを意識しながらストッレチをします。

 

肩回りですと

広背筋』『棘下筋』『小円筋

腕周りですと

腕橈骨筋』『長掌筋

などの筋肉の硬さが

肩や肩甲骨の動きの悪さに影響します。

背骨や骨盤の調整

身体にとって重要なのは

土台となっている骨盤背骨

周りについている筋肉がとても大切です。

 

骨格、筋肉をしっかり緩め

整えることによって身体の動きを

スムーズにし動かしやすくします。

ストレッチ・トレーニング

肩は関節が拘縮といってかたまり

筋肉は弾力性が低下することにより

固まってしまいます。

 

これらを改善することにより

肩や肩甲帯の動きが促進します。

 

股関節も同じようなことが言えます。

自宅でのストレッチ、投球フォーム指導

自宅でしっかりと行うことにより

ストレッチや施術効果は高まります。

しっかりとした機能改善ができるよう

しっかりと効果が出るものから

お伝えします。

 

フォームがとても大切になっています。

全部を変えるわけではありませんが

いくつかあるしっかりとしたポイントを

伝えさせていただきます。野球

 

是非行徳、南行徳でお困りの方は

一度当院にご相談ください。

投球できないくらいの痛みが出る前に

しっかり施術をさせていただければ

スポーツへの復帰が早くなると思いますので

一緒に頑張りましょう!!