関節痛のお悩み ~股関節編~

2024年02月14日

皆さんこんにちは!

i-care鍼灸整骨院 行徳駅前院です🍐

先週は雪が降りましたが今週は暖かいですね!

寒暖差が激しくお身体の不調が出やすくなっていますので予め予防しましょう!

 

さて、前回は膝関節についてお話ししましたが今回は股関節編です!

股関節は姿勢維持や動きの中でかなり負担がかかりやすいところなので意外と痛めることが多いので要注意です。

どんな症状があるか少しでも把握しておきましょう!

 

膝関節痛についてはこちらをご参照ください!

⇒膝関節痛について

 

股関節の役割

股関節は脚の付け根にある関節で、体重を支えるとても重要な役割を担っており、歩いたり、しゃがんだり、座ったりできるのもこの股関節のおかげです。

この股関節には、歩行時に体重の3~4.5倍、走っているときには4~5倍もの重さがかかると言われていて、この股関節に何らかの異常が起きてしまい痛みを感じることがあります。

日常生活でも負担がかかることが多いので痛みを生じることが多いです。

股関節には大腰筋という筋肉があり、腰から腹腔内を通り太ももの付け根へ走る筋肉で、唯一上半身と下半身を直接繋ぐ筋肉です。

この大腰筋と骨盤についている腸骨筋が合わさり腸腰筋と呼ばれていて、この筋肉が硬くなってしまったり衰えてしまったりしてしまうと、姿勢の維持が出来なかったり腰痛の原因になったりしてしまいます。

 

股関節痛の原因(変形性股関節症)

股関節痛を引き起こす代表的な病気として変形性股関節症というものがあり、特徴として女性に多く、40,50歳代で発症することが多いと言われています。

症状としては脚の付け根の痛みや違和感が多く、お尻や太もも、膝の痛みとして出てくることもあるため、股関節の病気と気づかないケースも多いです。

痛みがでる原因として股関節は、骨盤と大腿骨のつなぎ目の関節で、大腿骨の先端を臼蓋というものが包み込む構造をしております。

それぞれの骨の関節部分には軟骨があり、この軟骨はクッションと関節の滑りをよくする役割がありますが、変形性股関節症は大腿骨と臼蓋の軟骨がすり減って、炎症が起きてしまい骨が変形することにより痛みが引き起こされてしまいます。

軟骨がすり減る原因は、肥満や重労働などが挙げられ、スポーツなどによる外傷も要因となります。

股関節痛の原因(グローインペイン症候群)

股関節痛のひとつでグローインペイン症候群と呼ばれる鼠径部に痛みが出る病気もあります。

運動をしている学生に多く、ランニングやキック動作といった鼠径部に力を入れる際に痛みを生じ、悪化すると起き上がりや立ち上がり、階段の上り下りといった日常生活でも痛みが生じるようになります。

キック動作やダッシュなど股関節に過度な負荷が生じることで発症し、筋力低下や柔軟性の低下、拘縮が起こりそれが鼠径部周辺の痛みとなります。

基本的には安静にしていただき、痛みが軽減したら少しずつ股関節の可動域訓練や筋力強化を行います。

無理に早期復帰をするとかえって再発を繰り返してしまうので注意が必要です。

グローインペイン症候群について詳しくはこちらをご参照ください!

⇒グローインペイン症候群とは

当院の対応

膝同様、変形してしまったら手術以外では治せません。

痛みを軽減させるために股関節の筋肉のトレーニングをしたり、柔軟性を高めるための施術を行ったりさせていただきます。

また、グローインペイン症候群に関しては柔軟性不足や過度な負荷が原因なので日常でのストレッチ指導や体の使い方の指導をしていきます。

意外と見逃しやすいので股関節の痛みだけでなく周辺に痛みがでたらまずはご相談くださいね!

 

行徳、南行徳周辺でお困りの事がございましたら当院までお気軽にご連絡ください!

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℡ 047-314-5758