🍁秋のランニングで起こる「ふくらはぎの張り」
2025年10月21日
〜足首の動きとアーチの関係を知ろう〜
秋は気温が下がり、走るにはちょうど良い季節。
「久しぶりにランニングを再開した」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、この時期に多いのがふくらはぎの張りや痛みです。
実はこれ、単なる“疲れ”ではなく、足の使い方や関節の動き方が関係していることが多いんです。
🦵ふくらはぎは「エンジン」と「ショックアブソーバー」
ふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)は、走るときに推進力を生むエンジンのような役割を担っています。
地面を蹴るたびにギュッと縮み、体を前に押し出す。
同時に、着地の瞬間には衝撃を吸収するサスペンションとしても働き、膝や腰への負担を和らげています。
たとえるなら、ふくらはぎは車でいう“エンジン兼サスペンション”。
走行距離(ランニング距離)が急に増えると、エンジンオイル(筋肉の柔軟性)が足りずに負荷が溜まってしまうんです。
⚙️足関節の動きとふくらはぎの疲れ方
足首(足関節)は「背屈(つま先を上げる)」と「底屈(つま先を下げる)」を繰り返す関節です。
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着地時:つま先が上がる → ふくらはぎが伸ばされながらブレーキをかける
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蹴り出し時:つま先を下げる → ふくらはぎが縮みながら推進力を生む
この「伸びて → 縮む」リズム(伸張反射)がスムーズだと、楽に走れるのですが、
足首が硬かったり、膝を伸ばしたまま走っていたりすると、衝撃をうまく吸収できずふくらはぎに過剰な負担がかかります。
デスクワークで足首が固まっている人や、ストレッチ不足の方は特に注意が必要です。
🦶足底アーチとの関係
足の裏には「アーチ構造(内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチ)」があり、これが天然のクッションの役割を果たしています。
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アーチがしっかりしていると:
衝撃を分散してふくらはぎの負担を軽減。 -
アーチが崩れる(扁平足・過回内)と:
足首が内側に倒れやすく、ふくらはぎが常に引き伸ばされて緊張状態になります。
イメージするなら、アーチは「トランポリンのバネ」、ふくらはぎは「それを引っ張るゴム」。
トランポリンが弱ると、ゴム(ふくらはぎ)が引っ張られっぱなしになって硬くなってしまうのです。
⚖️足関節アライメントの乱れが招く張り
足首の骨の並び(アライメント)が乱れると、どこに張りが出るかも変わります。
| 崩れ方 | 特徴 | 張りやすい部位 |
|---|---|---|
| 過回内(プロネーション) | 内側アーチ低下、踵外反 | ヒラメ筋・後脛骨筋(内側) |
| 過回外(スピネーション) | 外側荷重、踵内反 | 腓腹筋外側頭・腓骨筋群(外側) |
| 距骨前方偏位 | 足関節背屈制限 | 着地衝撃増大で腓腹筋に伸張ストレス |
つまり、同じ「ふくらはぎの張り」でも、
人によって原因はまったく違うんです。
🧭行徳駅前院でのアプローチ
i-care整骨院 行徳駅前院では、**「なぜその筋肉が張っているのか」**を徹底的に分析します。
そのために、次のような手順で施術を行っています。
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✅ 足関節や距骨の可動性チェック
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✅ アーチの高さ・荷重ラインの評価
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✅ 腓腹筋・ヒラメ筋・後脛骨筋などの触診・リリース
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✅ 必要に応じてモビライゼーションやテーピングで動きを補正
また、当院では姿勢評価と動作分析にも力を入れています。
「ふくらはぎが張る原因が、実は股関節や骨盤の動きにあった」
といったケースも珍しくありません。
さらに、再発予防のために、
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アーチを支えるトレーニング
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股関節・体幹との連動エクササイズ
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ご自宅でのセルフケア指導
までトータルでサポートしています。
💪i-care行徳駅前院の強み
1️⃣ “治すこと”にこだわる評価力
原因を「局所」ではなく「動作全体」で分析し、根本改善を目指します。
2️⃣ 国家資格者による安心の施術
柔道整復師・鍼灸師が在籍し、急性症状から慢性症状まで幅広く対応。
3️⃣ 駅近・通いやすい環境
行徳駅から徒歩1分。お仕事帰りやランニング後にも立ち寄りやすい立地です。
4️⃣ 再発防止まで見据えた運動指導
リリースだけで終わらず、再発を防ぐための「使える筋肉づくり」まで徹底サポート。
🏁まとめ
秋のランニングで起こるふくらはぎの張りは、
単なる疲労ではなく「足首の動き」「アーチの崩れ」「アライメントの乱れ」が関係しています。
「ストレッチしても取れない」「毎回同じ場所が張る」という方は、
一度、専門家に足のアライメントや使い方を見てもらうことをおすすめします。
📍i-care整骨院 行徳駅前院では、
一人ひとりの走り方・生活習慣に合わせて、最適な施術とセルフケアを提案しています。
ふくらはぎの張りは、身体からの小さなサイン。
放置せず、正しいケアで快適なランニングを楽しみましょう!












