手のシビレ(胸郭出口症候群)
2022年04月11日
こんにちは!
i-care鍼灸整骨院 行徳駅前院の海老原です!
天候が崩れやすくなっていますが、だいぶ暖かくなってきました!
暖かくなってきて掃除などが捗りやすくなってきますが、女性の方で手を前に出していたり、手を上にあげていると手が冷えてきたり、手がシビレてきたりする方はいませんか?
その症状が出て場合は胸郭出口症候群の可能性があります💦
女性に多くみられる症状ですが、まず胸郭出口症候群とは何かお話していきます!
胸郭出口症候群ってなに?
まず胸郭出口症候群とは何か?
胸郭出口症候群とは、胸郭と呼ばれる肋骨まわり周辺の筋肉の斜角筋隙、鎖骨と肋骨の間の肋鎖間隙、小胸筋の下にある小胸筋下間隙の3箇所で神経や動脈が圧迫されてしまう神経の絞扼障害の一つです。
特徴として、姿勢が悪い方、なで肩の女性、トレーニングをされている男性、肩を使うアスリートの方に多くみられる症状となります。
また胸郭出口症候群も3種類に分かれます!
1 斜角筋症候群
2 肋鎖症候群
3 小胸筋症候群(過外転症候群)
この3種類に分けられています。
それを1つ1つ詳しくみていきます!
斜角筋症候群
斜角筋症候群は、前斜角筋、中斜角筋、第一肋骨からなる隙間(斜角筋隙)が斜角筋の緊張や姿勢の悪さにより斜角筋隙が狭くなってしまい、神経や動脈を圧迫してしまう症状です。
最近スマホやタブレット、ゲーム機の普及により姿勢が悪くなる方が多くなり最近増えています💦
肋鎖症候群
鎖骨と肋骨の間(肋鎖間隙)の圧迫による症状です。
この症状も姿勢の関与が大きく、猫背になることにより肋骨全体が浮き上がってしまい、鎖骨との隙間が狭くなってしまい症状を助長していまいます。
小胸筋症候群(過外転症候群)
肋鎖間隙の隣にある肩甲骨から前に伸びている烏口突起に付着している小胸筋の下に神経や動脈が通る隙間(小胸筋下間隙)が狭くなってしまう事により出てくる症状です。
これも姿勢が悪く巻き肩の方や筋トレをしていて、特に胸筋のトレーニングに力を入れて入れている方や野球やバレーボールなどのアスリートに多い症状でもあります。
初期症状として、吊り革に手をかけているや洗濯物を干している時、不良姿勢が続いた際に、前腕から手にかけてピリピリする様な痛みやシビレ、手の冷えを感じ、症状が悪化すると握力が弱くなったり、筋肉の萎縮がみられ、夜間などに強い痛みが見られたりします。
症状によっては手術をされる方がいらっしゃいます。
よく野球選手が血行障害改善という形で手術をされるそうです。
また稀に頚肋と言って、胎生時の下部頸椎(首の骨)から出ている肋骨の名残が退化せずに残ってしまう事で腕の方にいく神経と動脈を圧迫してしまう事があります。
対処の仕方は?
こういった症状が出た際に無理にストレッチを行うとより症状を強くしてしまう可能性がありますので、まずは温めて患部の血行改善をはかります。
またストレッチではなく、肩甲骨を動かす動作をする事も効果的です!
まずは負担のかかっている筋肉に対して、緩めたり、動かしていきましょう!
その後に姿勢に対して何かしらのアプローチをしていき、根本から改善を目指すのが良いかと思います!
当院での治療
当院では原因がどこにあるのか細かく検査をして、その原因のある所に対して施術を行っていきます!
筋膜リリースや骨格矯正、鍼治療、ハイボルテージ、姿勢矯正など様々なアプローチ方法を患者様お一人お一人に合わせた施術をご提案させていただきます😊
また皆様がどこまで今の症状を良くしていきたのかを問診時にお聞かせいただいて、そのゴールに向けてのプランをご提案させていただいております!
行徳、南行徳周辺で少しでも手の冷えや痺れなどお困りの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください!
手のシビレについての当院のページです!
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