【脱臼とは・・・】
2021年08月16日
こんにちは☀️
i-care整骨院の関口です!
さて今回は、スポーツ現場でよくみられる肩関節脱臼についてまとめました!
脱臼したことがある方や脱臼してからよく脱臼を繰り返してしまう方は必見です🔥
🏈ご興味がありましたら最後までご覧ください⚽️
脱臼とは
まずは脱臼についてご説明します!
脱臼の定義は、
「関節を構成している関節端が解剖学的状態から完全または不完全に転位して関節面の生理的相対関係が失われている状態」
とされています。
定義自体は難しく書いてありますが簡単にいうと、
「骨と骨をつないでいる関節部分で、骨が本来の位置からずれてしまった状態」
ということです。
完全または不完全というのは、
骨が関節から完全に外れてしまっている状態を「完全脱臼」
完全には外れていないがずれてしまっている状態(不完全)を「亜脱臼」と言います。
どうやって脱臼が起こるのか?
脱臼が起こる原因は脱臼を起こす場所(関節)によって変わってきます。
今回は脱臼が最も起こりやすい「肩関節脱臼」の原因をご紹介します!
肩関節脱臼の原因はたくさんありますがその中でも一番多いのが、サッカーやラグビーなどのコンタクトスポーツで競技中に激しく倒れた際に手をついて脱臼することがおおいです。
他には物を投げた際に自家筋力によって脱臼してしまったり、交通事故で激しい衝撃が直接肩にぶつかって脱臼することもあります。
脱臼した時の状態
脱臼をしたときの一番特徴的な状態は「弾発性固定」です。
弾発性固定とは、他動的に脱臼した部位を動かした時に弾力のある反発感があり動かしても元の位置に戻ってしまう状態のことです。
他の症状は、主に腫脹(腫れ)、疼痛(痛み)、変形、可動域制限などがあります。
i-care整骨院での施術は?
当整骨院では脱臼が疑われる場合は、まず脱臼以外のお身体の状態を確認します。
脱臼した際は、受傷機転にもよりますが他の部位も損傷している可能性があります。
なのでまずは骨折や神経、血管損傷などの確認を行います。
脱臼以外の損傷がないと確認できた場合は、整復を行います。
肩関節脱臼の場合は、整復法がたくさんあるので最も安全で痛みの少ない「Stimson法」か「ゼロポジション整復法」を行います。
脱臼は整復できれば痛みが激減します。
その後は再脱臼しないために包帯やテーピング、三角巾などで固定を行います。
現場で脱臼してその場で元に戻ることも多いですが、その後の処置を怠ると変な痛みが持続したり、「反復性肩関節脱臼」にもなりやすくなってしまうのでもし脱臼した際はその場で元に戻っても整骨院や整形外科で診てもらいましょう!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました!